オーガニックワインとナチュラルワインの違いって?

まず葡萄の生産は除草剤、殺虫剤、肥料に化学製品を使用せず、有機農業で行われています。
収穫は手動でワイン造りは葡萄の特徴を生かしておくよう努めています。
ワインの細菌の生活を変える可能性がある技術的な介入を禁止しています。亜硫酸塩は必要に応じて投入されます。

  • • Conventionnel従来型(無機農)はSO²150~200mg /l
  • • BIOワインはSO²100~150mg /l
  • • BiodinamieワインはSO²70~90mg /l
  • • NaturelワインはSO²30~40mg /l(SO²許容最大総投与量は赤ワインには30mg /lで白ワインには30mg / lです)
  • • S.A.I.N.Sワインは亜硫酸塩(SO²)を一切追加することなく天然の酵母から製造


  • この様に同じ有機農栽培で作られた葡萄でもその後のワイン造りの工程での亜硫酸塩の使用料によって区分されます。

    一般的にナチュラルワインとはオーガニックかつ亜硫酸塩(SO²)を使っていないワインのことを指しています。

    BIOのサロン(展示会)に行くと"Sans sulfite ajouté"と表示されている生産者がいくつかあります。そこのワインはナチュラルワイン(S.A.I.N.S)という事です。例えば2016年の年末に行われた"SALON VINIBIO"には66のBIOワイン生産者が参加していましたが、その内ナチュラルワインの生産者は4軒だけでした。つまり割合から言うとナチュラルワインは少ないということです。 これまでナチュラルワイン(S.A.I.N.S)を試してみた感想は『開けた後も味が長持ちする』『どんどん美味しくなる』です。しばらくすると味が変わってしまう場合が多いという経験からするとナチュラルワインは美味しさが長持ちします。そしてこの事はワイン生産者の方もおしゃっていました。

    昨今、日本でも人気が出てきているオーガニックワイン、ガリぺではワインをはじめ、オーガニック洋酒もご紹介していきます。

    赤ワイン

    Auvergne-Rhône-Alpes L'occitanie Charente-Maritime et Gironde Alpes-de-Haute-Provence

    Cuvée En Attendant Que... 2012 75cl « Domaine De La TRIBALLE»
    オーガニックワイン。ランゲドックAOC 赤ワイン、アルコール度数 14度。
     コンポジションは60%Syrah, 40%Grenache。
    色は非常に深く、香りは豊かな旋律を奏でグーズベリー、カシスが鼻孔を突く。味は最初に旨味のアタックがありコショウにタンニンが強力に混合し、コンフィチュエ。そして味は美しく均整が取れ長く続く。オーガニックワインの特性で開けた後どんどん美味しくなっていき、それは持続する。
    飲む適正温度は16℃~18℃。おすすめ料理は牛肉料理、ジビエ料理など

    Domaine De La TRIBALLE

    モンペリエの北東15キロGuzarguesに4代続くワイナリー、オリビエさんとサビヌのドメイン ド ラ トリバルはあります。伝統の文化遺産の有機農業を継承し、前任者によって植えられたブドウ畑の最良の部分を保持つつ真髄を追求するために土壌の改良に努めています。ワインは2003年から有機農ワインの醸造の開発と実施のためFNIVABに参加し品質保証されています。




    Vin de Pays Charentais «Alain CHADUTAUD»
    有機農法で健やかに育ち葡萄自体の熟成に豊かさが高まったメルローを手摘み。昔ながらの製法でコニャック、ピノ造りの名手が丹精を込めると、ひと口目から今までのどの赤とも違う不思議感覚へと誘う極上の赤ワインが生まれます。コルクを抜かれ、bioワインが瓶口で息を吹き返す。ベストサーブ温度は18℃。ローブはルビー色。レッドベリー&ペッパーの第一印象からカシスへ、ダークカラー系のベリーを経てブルーベリーへと味のグラデーションが喉を伝い、最後にラピスラズリ風味の映り返しがフッと来る。オーガニックワインならではの生の果汁感、レトロシックな葡萄酒感、赤ワインとして確り濃い密度ながら重過ぎずスマート、そしてミステリアスな魅力で飲む者をポゼッションする。 このワインは生きモノ。開封後に常温に長く置くと再び発酵期に入ってしまうので、飲み掛けは栓をして冷蔵庫へ。
    ビーフ、チキン、ジビエ料理、チーズによく合います。

    Alain CHADUTAUD

    Cognac Chadutaudは3世代に渡りコニャック地方の中心部に15ヘクタールの葡萄畑を有しています。夏は暑く冬は穏やかで湿気がある海洋性気候の中で葡萄の木は成長します。1999年以来、無農薬、化学肥料を使わない有機農栽培の畑に転換され、土壌は漢方薬で構成されたイラクサ、トクサ、シダ、銅水和硫黄などと伝統の道具を使い耕されています。有機農栽培によって作られた葡萄にはその仕事の成果が味に現れ、それを味わう人には健康的な食事の選択に寄与できます。




    Les Vignes Bleues Vieilles Vignes 2015 Grenache 100% «LES TUILES BLEUES»
    粘土石灰質の肥沃な土壌で有機農法により育った樹齢46才の果樹に生ったGrenacheの黒を100%使用。ローブはレッド・べリル、深い部分は黒薔薇の花弁のベルベット感さえある。赤だけど冷やされてつぼみがほころび更に美しく活きるワイン。ごくごくと一思いに渇きを癒してしまいそうな飲み心地の快適さながら、醸造酒としての薄すぎず厚過ぎない胸板の厚みと土台の頼もしさ。そしてその重心はど真ん中にある。辛口ながら硬くない。中腹からタンニン、葡萄らしさ、醸造酒らしさがバイブル的均衡で完璧な速度で同心円状に開花して行くやや上方をチョコレートのフレーバーが横切る。 亜硫酸塩(所謂酸化防止剤)を無添加の大変希少なナチュラルワイン。意外なことに、開封後も、栓をして冷蔵保存すればフレッシュなまま明後日も明々後日も翌週だってまだ美味しいのだ。再敬礼。

    LES TUILES BLEUES

    プロヴァンスアルプコートダジュール地方のサンヌSannesにあるリュベロンの麓、人口130人の農村に自然と共存しながら約40年前からLES TUILES BLEUESはあります。現在12ヘクタールの葡萄園にはこの農園を守る大きな木が植わり酸素化と生物多様性を確保しています。葡萄は熟したのを手摘みで集め、自然への情熱と敬意によるワイン造りは亜硫酸塩(SO²)を一切加えることなく天然の酵母から発酵させ、セラーで2年6ヶ月間オーク樽で熟成させ、その後瓶詰されます。 1986年から食用テーブル葡萄(ハンブルクのマスカット、AlphonseLavallée、Ribol、Valensi)を2.5ヘクタールの畑で、ワイン用に2.5エーカーの畑で(グルナッシュ、シラー、ソーヴィニヨン、ユニ・ブラン)を有機農業で栽培しています。LES TUILES BLEUESはオーガニックワインの中でも亜硫酸塩(SO²)を一切使用しないナチュラルワインを造っています。




    AOP Côtes du Rhône Villages 2015 vol.14%«Domaine Du Chêne Vert »
    粘土質石灰と石質の柔らかいだけじゃない混合土壌で、潔いくらいどベタな昔ながらの有機農法で育った葡萄。配合はグレナッシュ70%、シラー30%。自給自足の達人TROLLAT家のマメでダイナミックな頼もしさが顕著に投影された野武士的辛口赤ワイン。しかし決して俚俗ではない。赤と謂う色を限界にまで追い詰めた程の濃き深色のローブ。常温に慣れさせた15~16℃が飲む最適温度。焦らずよくデキャンタしてから試飲してみるとバルサミコやキルシュに通ずる黒緋色の香りのタッチと隠し味的に仄な甘みを感じる。そしてこのワインの味の魂は明らかにまろやかで上質なタンニン。ぐらつかない拳骨のように濃く、飲む者の心窩下方をグッとつきオーガニックワインならではの生命力を渾身に漲らせる。後味はスマート。強健にして美形のタニックなアプローチに圧倒されてみてはいかがでしょう。
    甘辛系の肉料理、骨付き牛アバラ肉のグリル若しくはステーキ、フィレ・ミニョン(テンダーロインの端希少部分)キャラメリゼ、ジビエ料理、山羊のチーズや癖強めのチーズによく合います。

    Domaine Du Chêne Vert

    Domaine Du Chêne Vertは11世代前からプロヴァンス地方、ニヨンの丘の上に位置し、葡萄栽培やワイン生産とオリーブ栽培を営む家系です。そして現在はPierre TROLLATが1978年から受け継ぎ、この農園の運営をしています。 地中海性気候の丘の中腹で地形上、粘土質石灰と石質である独特な土壌を活かしオリーブ畑、果樹園、ブドウ畑を有機農法で栽培しています。 オーガニックワイン、硫酸塩(SO²)を一切使用しないナチュラルワイン、オリーブオイル、マロンクリームなど素材の美味しさを引き出した製品を作っています。




    Cuvée Vieilles Vignes AOP MINERVOIS BIO rouge 2013
    葡萄:Syrah (40%) Mourvèdre (30%) Carignan (30%) を使用。アルコール度数:13% 醸造:SyrahとMourvèdreは丁寧に選別され、果梗を取り除かれ、品種毎に昔ながらの製法で銘々に醸造される。樹齢百歳を超えるCarignanに至っては完全に手摘み、そして密閉式のステンレスタンクに収穫した黒ぶどうを破砕せずにそのままいっぱいに詰め、自然に充満させた二酸化炭素の気流中で数日おくマセラシオン・カルボニックと云う特殊な炭酸ガス浸漬法を取っている。 ローブは赤が暗闇にゆっくりと沈んでいく様な大人のガーネット。胡椒を効かせたドライフルーツの様な香り。口に含むとベロアの質感が駆け引き無しに直ぐに心地好い。辛口にカテゴライズされながら、柔らかく豊か、丸みを帯び表現力に富んだ味わい、スパイシーへと香りが移行する過程、タンニンの極微の肌理細やかさ…このワインの構築は完璧。各々の品種にとっての至適な醸造法と管理を敢えて別々に経、ベストタイミングでブレンドされたこの液体の色と味に濁りは無い。然も軽薄でなく程よいボディーの充実度で、各品種の夫々の特長の集約は脱帽の成功を遂げている。なのに目を疑うこの価格…、その実等級や類希れなる逸品ということに作り手が気が付いてしまう前にどうぞ。 サーブ適温は15〜18℃。グリル料理、肉料理、ソースの掛かった肉料理、チーズとの相性よし。焦らず空気をよく含ませてあげると更にマイルドに。敢えて飲みかけの状態をつくり栓をして冷蔵庫で2~3日ほど置いてから再び適温に戻しサーブする味は反則的贅沢。

    Château Prat-Majou

    シャトープラ・マジュはカルカソンヌの街から30分、シャトーカタール街道上とリムジーとのカブレスピンの洞窟の町ロール・ミネルヴォワに位置しています。お客様のニーズに合わせたサービスが提供できる小回りの利くサイズの会社であり、栽培から流通まで、シャトープラ・マジュ製品のトレーサビリティに特別なケアを提供することができます。高品質の健全な製品を提供したいのでシャトープラ・マジュでは有機農栽培によるワインを造っておりオーガニックワイン品質保証のラベルをつけています。伝統と土壌を活かしながらより近代的な技術的最適化を取り入れ、ワイン造りに愛と情熱を注ぎ込んでいます。




    IGP Aude Syrah Sans Soufre Ajouté 
    有機栽培というだけでなく硫酸塩、亜硫酸塩無添加の純然たるナチュラル赤ワインです。南仏ラングドックの歴史あるドメインをBIOダイナミック化させた英国人ペニー&ポール・ダドソン夫妻によって造られたワインです。
    一口目から醇正の滑らかさがつたい旨味を感じます。日本の食の礎となる軟水と上品で奥行きのある出汁と段差の無い旨味に、和食に合わないわけがないと直ぐに確信できます。 そして二口目。飲む側を焦らすこと無くワインの肯定要素の均質化は既に整いその才腕の華めきを堪能させてくれます。強いて葡萄以外のフルーツに例える義務からも放免してくれる程、ナチュラルワインの赤らしい葡萄酒感に満たされます。酸っぱさは無く軽過ぎず重過ぎず心地よい重力。スパンシルク(紡績絹紡糸)仕立ての様なパルキー性(嵩高性)。本格辛口の赤ながらこのふんわり感。然しシルエットは秀麗。テーラーメイドをスマートに羽織らされるかのように贅沢な会心に身を任せてみてください。
    アルコール度数13.5%

    Domaine Haute Fontaine

     ペニーとポールのシャトー・オート・フォンテーヌはフランスで2番目に古い都市であるナルボンヌから10分、地中海を見下ろす、風光明媚なBAGESにあり、700エーカーの敷地を有しています。そこに60エーカー以上の葡萄園とマシフ・デ・フォントフォードに広大な野生の石灰質の土地があります。赤、白、ロぜAOCのワインが造られており、また高環境の宿泊施設を設けていますのでワイナリー見学とワインの試飲を楽しむとともに素敵な休日がここで過ごせます。冬と春の穏やかな雨が葡萄園の下で神秘的に流れる水の連続的な供給源を補い、完全な成熟のために果実を熟すための長い晴れた夏がある中、農薬や除草剤を使用せず、必要に応じて有害生物や病気を防除するための有機的な方法だけを使用して、脆弱なバランスを尊重しながら自然と協働し、45年前のブドウから最近植えたものまで10種類のブドウ品種が植えられています。赤とロゼのためのSyrah、Grenache Noir、Carignan、MourvèdreとCinsault、白のために Vermentino(Rolle)、Grenache Blanc、Marsanne、Muscat p.g.を、そして vin de paysにMerlotを栽培しています。ブドウは最適な成熟度と時期で収穫され、厳格な選択と品質管理により味と香りを生み出しています。

    白ワイン

    辛口ワイン 甘口ワイン

    AOP LES BAUX DE PROVENCE – Blanc 2014 75cl «Domaine des Terres Blanches»
    古(いにしえ)より粘土とライム(石灰)を無視できない地質と共存して来た土地で、ドライで暑い夏、昼夜の寒暖の差、一年のうち平均百日が霧の日という環境の中、セパージュ : Rolle, Grenache 白, Clairette, Marsanne, Ugni 白, Roussane, Viognierの七種、有機農法により育った白ブドウのみを使用。時間を十二分に掛ける圧搾、発効前 低温での澱引き、17-18°C 自然な発酵、発酵後の滓引きを経て白ワインが生まれます。 全ての所作、佇まいそのものが完璧なエレガンス。芯まで冷やしてから栓を抜きサーヴ。ロッククリスタルのローブに光が射すと淵はオミナエシに映りプラチナブロンドの煌きが亙る。非凡な才能と、性別を超越した絶世の美貌とに恵まれながら、白ワインとして理想的均整をとり正統派のところがまた凄いのです。然し、余分な酸っぱさやアルコールの爪先で呑む人のデリカシーを不器用に傷付けたりしません。メローな微酔いへのエスコートはケアーも含めスマートで生得的。美味しいだけでは済まないフェノミナルな現象を起こし得る傑作と引き合わされてしまった。ビギナーも上級者もこのワインが普通じゃないことに気が付かれると思います。アペリティフのタパス、焼き魚に合うから、日本の食卓との相性も申し分ありません。 飲み掛けは栓をして冷蔵庫で冷やして置けば翌日も、数日後も信じ難いほど劣化が無く、最後のひと雫まで美味しく飲み干せます。"オーガニックワイン"の成せる妙技。

    Domaine des Terres Blanches

    創業以来、有機農業のブドウ畑は "暖かい光、乾燥した夏、衝動的なミストラルによる空気の純度、石粘土コートの下に石灰岩の土壌" の組み合わせにより最高の熟成した葡萄を生み出しています。ブドウ畑は自然のバランスをとるために管理され、化学物質の使用はすべて禁止しています。ガナッシュノアール、シラー、サンソーなど12品種の葡萄を栽培し、自然なブドウ栽培とワイン醸造方法で美味しいワインを生産しています。




    Gewurztraminer 2011 Vendanges Tardives (Bio) «Domain BURCKEL-JUNG»
    Gewürz はドイツ語でスパイシー、芳しいの意。gewurztraminer(グヴェッツトラミネー)は traminers種に属す白ブドウの品種名、モノ・セパージュ、ノー・ブレンド。収穫は10月末から11月中と敢えてやや遅め。自然の中で濃化を但し程々に進行させてから収穫するVendages Tardives。8~10℃に冷やしてサーヴ。ローブは刈り入れを揺れながら待つ麦畑色。風を携えて黄金の輝きが渡ります。素材の潜在要素扱いの妙による、ちゃんと然しあくまでも微かなスパイシーさをライトに楽しませながら繊麗でよい香り。有りがちな糖のキャラメル化の甘みではなく、蜜のような上品な甘さと仄かな甘酸っぱさは理想のバランス、たおやかで凛々しさもある。フレッシュなミネラル・クラスターは極僅かに琥珀の質感を纏い心地よく喉を通過します。このワインの味わいのボディーは充実の密度と速度でセンターからやや下方奥へ向かいミットに気持ち好く納まってくる感じ。アルコール度12%ながらこれは紛れもなくワインとして“本物”と感じる存在感もあります。余韻の時距離も有らまほしい。Vendages Tardivesは、葡萄の出来がとても良い年=ミレジム にしか用いないメソッドのため、Gewurztraminer Vendanges Tardivesは毎年出来るというわけにはいかないのだそう。Gewurztraminer 2011 Vendanges Tardives (Bio)、近年稀にみる最高のミレジアムの味をお届けします。フォアグラやデザートによく合います。

    Domain BURCKEL-JUNG

    ドメイン ブルケル ジュンの葡萄畑は非常に古くからあり、またBURCKELの名の歴史は6世代に渡ります。ジェルヴィエで13ヘクタールの畑の有機農栽培は8代以上前から行われています。自然の恵みより与えられた糖度、溢れるジュース、この崇高な葡萄をワインと変化させ、そして私たちの感覚を目覚めさせ味蕾をくすぐる、この地方の伝統的な産物であるグラン・クリュメンヒベルク、Klevener de Heiligenstein、Vendanges tardives、亜硫酸塩を不使用のナチュラルワイン、スパークリングワインをドメイン ブルケル ジュンは生産しています。味はフルーティーで飲みやすく糖のバランスが取れています。




    AOC Monbazillac 1982 "Domaine de Theulet Marsalet"«Domaines Monbouché»
    女王蜂の嫉妬をも買いかねない程に美しいハニーゴールドのローブ。
    セミヨン60%、ソーヴィニョンの白30%、ミュスカデル10%のブレンド。
    有機栽培で育てた葡萄を1982年に収穫、醸造しベストコンディションで世紀を越えさせたというなんとも贅沢なMonbazillac。 10~11℃に冷やしておいて栓を抜く。蜜とアルコールは完全なる融解を経て甘露化を遂げているから、醸造酒としてヌルくはないアタックさえ心地良く入る。オレンジピール、グレープフルーツやポメロのドライコンフィ味を湛える水面から、黄桃と赤果肉系メロンの微風味がフッ、フッとランダムに現れては消えるリフレイン。その幻影のようで気になる隠れフレーバーを捕らえてみたくて何度も口にしてしまい気がつけば囚えられいるのは飲む者の方。後味は仄かにヘーゼルナッツ或いはアーモンド。 更なる贅沢、ロマンをもうひとつ。実はコルク栓の一生は30年。三十路を迎える少し前の2010年、絶妙のタイミングを測り安定を確かめて新品のコルク栓に交換された。此のワインは其処からまた緩やかな熟成と共に生き始める。其の第二章にある今日開ける一本と、その後に数年毎に開ける一本、どれも味わってみたい。
    アペリティフにお勧め。フォアグラや牡蠣にもよく合います。 アルコール度数13.5%

    Domaines Monbouché

    モンバジャックのコミューンの5キロ南、ベルジュラックに5世代に渡りワイン製造を行い、その世代ごとにその時代のワインの好みに貢献してきました。マルセルが1960年代の半ばに有機農業への転換をし、ルネが2008年に引退するまでの40年間 約10ヘクタールに赤ブドウの木を植え、農園の向上に努めた結果が今日のワインの品質に現れており、娘のファニーがそれを受け継いでおります。葡萄畑はモンバジャックのコミューンで山腹とサンローランに27ヘクタール弱があり、そのうち白品種の葡萄が16ヘクタール、セミヨンが9.45ヘクタール、ミュスカデルが2.30ヘクタール、ソーヴィニヨン・ブランが2.50ヘクタール、ソーヴィニヨン・グリが1.62ヘクタールとメルロー7が.20ヘクタール、カベルネの2.53ヘクタールを含む赤品種が11ヘクタール、ソーヴィニヨンとマルベックが0.80ヘクタール。これらの葡萄の木は有機農業の原則に従って栽培さえています。収穫は九月中旬から下旬10月に開催されます。白のセック、ロゼ用が最初に、そして成熟度にあわせて赤ワイン用、最後に甘口用が収穫されていきます。モンバジャックの濃度は貴腐(ボトリティス・シネレア)、気候を鑑みて十分熟成するのを待ち、房ごとに手摘みされることにより得られます。この様にDomaines Monbouchéは丹精込めてワインを生産しています。




    Alsace Le Pinot Gris Letzenberg 2014 JBA
    Le Pinot Gris Letzenberg de Jean-Baptiste ADAM 2014
    Vin biologique et biodynamique
    ローブは凛々しくも優しい黄蘗(きはだ)地に涼しげな苗色が映り返すエレガンス。仄かなエキゾチックフルーツと檸檬の香りでリッツェンバーグへの旅支度は爽やかに始められる。アルコールのコンタクトはあくまでも柔らか。芳醇なコクは口に含んだ時点で顕になり迷い無く豊かに広がり行き渡る。辛口と甘口のちょうど中間に位置しブレが無いと謂う非常に興味深い味。何度も確かめたくなる衝動に駆られ幾度も口に運んでしまう。
    恵まれた骨格と堂々の品格、軽やかさと厚み、このワインの構造は完璧。しかし優しい笑みと豊潤さも控え目にだけど失われず並走する。ドイツとフランスの国境の歴史を経たワインは他にもあれど、バックグラウンドからの影響が此の比率で醸し出され、結果、理想の向こう側まで攫ってくれるワインはそうはない。
    このワイン、洋膳に合うだけじゃない。煮っころがしやら日本の食卓の味と合わさった際の相乗効果がまた格別で佳い。試す価値大。
    サーブ最適温度 : 6~8°C 賞味期限: 瓶詰めから10年 アルコール度数: 13,5度

    Jean-Baptiste ADAM

    ジャン・バティスト アダムと言えば歴史であり...
    ワイナリーは歴史の深さで自身のアイデンティティのルーツを描きます。
    アメルシュウィールにあるジャン・バティスト アダムは400年続く由緒ある家でアルザスのブドウ畑の歴史の中でランドマークとなっています。情熱とは固執するワインへの本当の愛であり、長年に渡る研究により方法および技術、品質を向上の持続。ワインボトルには時間を超越した400年の伝統と専門知識が詰まっています。




    Klevener de Heiligenstein
    Klevener de Heiligenstein
    クレヴナー ドゥ ハイリゲンシュタイン オーガニック アルザス白ワイン アルコール度数: 13%
    Heiligenstein=ハイリゲンシュタイン=聖なる石。その流動体は硬すぎ軟過ぎない質感を保ちつつ喉を伝う。恰度よい大きさのミネラルクラスターに乾きを癒やされる。速やかに整い安定し、開封後再び栓をして冷蔵庫に戻しておけば数日後もまた美味しい。辛口アルザスワイン最高峰の品格、その軸はブレさせないまま、主張し過ぎない甘やかさが日本の普段の食事へと橋渡ししている。
    使用葡萄はアルザスのKlevener=クラヴナー、つまりはSavagnin Rose=サヴァニャン ローズ。なかなかのコアなモノセパージュ。農薬ではなく八代に渡る衣鉢のレシピ、薬草を用いられて生い育つ葡萄。Burckel-Jung家のワインとしての体幹レベルの高さと安定性には頭が下がる。なのにオーガニックだからといって、健やかさだけを売りになんかしていないところにぐっと来る。ビギナーでも通でも、白ワインとしてのトップクオリティーを飲めば焦らされなくても直ぐに感じられるところにも。そして意外な値段 。試してみる価値有り。
    白身の肉或いは魚料理、冷製の料理、日本の食事にちゃんと合います。

    Domain BURCKEL-JUNG

    ドメイン ブルケル ジュンの葡萄畑は非常に古くからあり、またBURCKELの名の歴史は6世代に渡ります。ジェルヴィエで13ヘクタールの畑の有機農栽培は8代以上前から行われています。自然の恵みより与えられた糖度、溢れるジュース、この崇高な葡萄をワインと変化させ、そして私たちの感覚を目覚めさせ味蕾をくすぐる、この地方の伝統的な産物であるグラン・クリュメンヒベルク、Klevener de Heiligenstein、Vendanges tardives、亜硫酸塩を不使用のナチュラルワイン、スパークリングワインをドメイン ブルケル ジュンは生産しています。味はフルーティーで飲みやすく糖のバランスが取れています。

    洋酒

     

    Pineau blanc 75 cl - 17.5 %vol «Alain CHADUTAUD»
    十分に冷やしたらグラスに注ぐ。マリーゴールド色のローブ。オレンジピール、金柑や橙系のフルーツコンフィ...香りと味のトップコートがとろけ出すと中から干し杏や柿のゼリー状に濃化したような甘みが表れる。更にもう一層、アーモンドの風味と胚乳のようなコクのエフェクトがボトムから現れトップ&ミドルを通して掛かる。飲み口喉越しは潔くもあり、全てはマイルドにスマートに集約をみせる。ベースに存在する或るスピリッツは火酒上級者をも唸らすクオリティー。 セパージュはUgni blancのみを使用。実はUgni blanc種は甘さや香りの華やかさを求めない辛口の酒作り用というのが通念。然し大西洋を望む冬は高湿度 、夏は十二分に太陽に恵まれ暑い気候の中、低生産効率覚悟の上、畑の最も古い一角だけでCHADUTAUD夫妻が手間を惜しまず育て手摘みすると、コニャック作りに最高に適しながら高糖度且つその甘みはノーブルな気品に纏まる例外的葡萄が採れます。その果汁、果謬と古酒化し過ぎる手前、熟成二年もののコニャックのオー・ド・ヴィ(=命の水。ワインなど醸造酒を蒸留してアルコール度数を高めたもの)とを合流させ、楢木樽で更に最低6年の熟成。瓶詰めに最も適した熟成度とまろやかさを確認し愈々瓶に注がれたこれこそがコニャック造りの名人三代目CHADUTAUDのみぞ成し得るピノーの白。古酒化が進み過ぎる手前、清淑さ、魅力がピークを向かえる繊細で掛け替えのない時期を切り取った最も贅沢な候の味わいをお届けします。 アペリティフ、フォアグラやデザートに好く合います。ストレートは勿論のこと、フルートに注ぎキンキンに冷えた泡の肌理が細かい無糖炭酸水でも是非割ってみてみてください。未体験の昂揚、極上のトーストが待っています。

    Alain CHADUTAUD

    Cognac Chadutaudは3世代に渡りコニャック地方の中心部に15ヘクタールの葡萄畑を有しています。夏は暑く冬は穏やかで湿気がある海洋性気候の中で葡萄の木は成長します。1999年以来、無農薬、化学肥料を使わない有機農栽培の畑に転換され、土壌は漢方薬で構成されたイラクサ、トクサ、シダ、銅水和硫黄などと伝統の道具を使い耕されています。有機農栽培によって作られた葡萄にはその仕事の成果が味に現れ、それを味わう人には健康的な食事の選択に寄与できます。
    オーガニックコニャックPass'ange ヴィエイユレゼルヴ «Alain CHADUTAUD»
    オーガニックコニャックPass'ange ヴィエイユレゼルヴ
    Cognac passe'ange vieille Réserve  13ans 70cl vol.40%
    オーガニックコニャックPass'ange ヴィエイユレゼルヴはオーク樽で13年間熟成させ、力強くかつ繊細なキャラクターを構築したコニャックで味わいは他の追随のないものです。色は琥珀色で深く、舌触りは絹のような滑らかさがあり、香りは繊細でエレガントであるで熟成された丸みと繊細さはヘーゼルナッツの香りとオーク樽の香りが素晴らしいブーケとなり醸し出します。 ディナーのコーヒーの後に余韻とともに味わいたい食後酒です。
    アルコール度数:40度

    Alain CHADUTAUD

    Cognac Chadutaudは3世代に渡りコニャック地方の中心部に15ヘクタールの葡萄畑を有しています。夏は暑く冬は穏やかで湿気がある海洋性気候の中で葡萄の木は成長します。1999年以来、無農薬、化学肥料を使わない有機農栽培の畑に転換され、土壌は漢方薬で構成されたイラクサ、トクサ、シダ、銅水和硫黄などと伝統の道具を使い耕されています。有機農栽培によって作られた葡萄にはその仕事の成果が味に現れ、それを味わう人には健康的な食事の選択に寄与できます。




    (注) 未成年者のアルコール購入はできません

    (注) 商品のラベルや容器のデザインはメーカーによりリニューアルされることがあります